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    独立開業も可能、定年もない電験3種

    電験3種の資格を取得した人が、活動している職場で中心となっているのは、大体が勤務先の 電気主任技術者としての自家用電気設備の補助などを点検する業務だと思います。ですが、 これは雇用条件からみるとサラリーマンとしての扱いとなっているので、電験3種を持って いるからといって、他の社員と比較して優遇されるという訳ではないので、まわりの人と 同等のお給料という訳になります。ですが、主任技術者としての手当て、電験3種を持って いることによって資格への手当てが支給されることが多くあるようです。

    そして、そのようなサラリーマンとしての雇用形態とは異なり、電験3種の資格をフルに 活用した独立での開業を考える時期が出てくるでしょう。そして、サラリーマンとしての 新しい仕事を探す際には、電験3種の資格があったとしても、年齢といった壁が出てくると 思うのです。ですが、電験3種の資格を取ったのちに、独立での開業を考えるのであれば、 年齢での制限がなく、定年も決められていないのです。

    実際に、サラリーマンは60歳で定年だといわれています。そして、その60歳になるまで 向上の電気主任技術者として勤務したのちに、独立開業で 、収入が1000万円を 超えている人も、現在では増えてきました。 ですが、間違った考えを持ってほしくないことがあるのですが、電験3種の資格さえ とっていれば、どなたでも独立が出来、高収入に繋がるといったわけではないのです。 この事は、どの資格に対しても同様の事が 言えるのです。

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資格以外に必要な知識など


どれほど世界や日本の役に立っていて、優遇される 優秀な資格を持っていても同じです。独立して開業するまでの道のりが 、とても高いスキルをもって業務をこなし、かなり優秀な技術者であったとしても、 それのみで独立して会社まで立てて食べていける訳がないのです。 その道の専門的な知識やスキルと、 営業を行っていき、 仕事を取得するスキルは別なのです。


例を挙げるなら、とても腕の良い板前が勤務している店舗だとしても、お店での経営の努力や、 接客の態度などがきちんと出来なければ、お客さんも誰も入ってこないですよね。そして、 常連のお客さんが着くこともあまりないでしょう。同様に
とても難しいと言われている 電験3種の資格を持っているだけで、初めから仕事が入ってくると考えるのは、 やめましょう。
基本的には、電気の保安協会といった会社との競合になってしまうので、 独立して稼ぐのであれば、営業のセンスや、コネといった電気の知識とは全く関係のない、 分野での能力がとても大切になってくるのです。他の職業でもそうなのですが、技術やその分野での知識さえあれば、よいというものではないということをしっかり 知っておく必要もあるのです。そういった部分は経験やキャリアが必要になるので、しっかり業界での経験を積み重ねていきましょう。